POIROT and me  筆者について

この本を妻シェイラに捧げる

「POIROT and me」

著者について

デビッド・スーシェは複数の受賞歴を持つイギリスの俳優である。エルキュール・ポワロ役として世界的に知られている。40年以上にわたる俳優のキャリアにおいて、主に舞台俳優として活躍してきた。また、ロイヤルシェイクスピアカンパニーの会員(associate artist)でもある。舞台ではDavid Manmetの作品「Oleanna」の大学講師ジョン役、ピーター・シェファーの「アマデウス」で作曲家アントニオ・サリエリ役を演じ受賞している。またテレビドラマでは、Anthony Trollopeの作品「The way we live」で大物の悪役であるAugustus Melmotte役とRovert Maxwell役でも受賞している。新鋭の写真家でもあり、妻と2人の成人した子供もいる。そしてロンドンに住んでいる。演劇に貢献したとして2011年にCBE(大英帝国勲章の一つ)を受賞している。

この本は彼の初めての自伝である。

 

Geoffrey Wansellは12冊以上の本を執筆した作家である。ケイリー・グラント、富豪ジェイムズ・ゴールドスミス卿、脚本家Terence Rattingan卿の伝記を手掛けてきた。また、グロセスターの連続殺人犯Frederick Westの公認伝記作家でもある。最高裁判所の公認事務弁護士が、彼をその役に任命したのである。今はロンドンにあるGerrick Clubの公式歴史作家である。また、ジャーナリストしてタイム紙、オブザーバー紙、サンデー・テレグラフ紙、デイリーメイル紙等いくつかの新聞や雑誌でイギリスのみならず世界的に活躍している。Geoffreyがデビッド・スーシェに初めて会ったのは、21世紀フォックス社の映画「When the Whales Came」であった。Geoffreyはその映画の製作責任者で、以来二人は親交を深めている。